ユアマイスターのエアコンクリーニングを体験レポ!賃貸で利用する注意点とは?

「エアコンのカビの匂いが気になる」
「そういえばエアコンの手入れは特にしていない」

このように、エアコンのカビの匂いを自覚してはいるものの、放置している方は多いと思います。
実はエアコンのカビを放置しすぎると、夏型肺炎(夏型過敏性肺炎)になってしまうことがあるのです。

エアコンのカビが原因で、生活に支障をきたすなんて嫌ですよね。

カビの繁殖を抑えるためには、エアコンクリーニングが効果的!
ということで今回、ユアマイスターにエアコンクリーニングをお願いしてみました。

この記事では、以下の3点をお伝えしていきます。

  • 1.ユアマイスターでエアコンクリーニングのプロを決めるまでの過程
  • 2.ユアマイスターでエアコンクリーニングを予約する方法
  • 3.エアコンクリーニング当日の流れ

さらに、かかった時間や費用など気になるポイントについても赤裸々にお伝えしていきます。
写真も載せていますので、エアコンクリーニングのようすが気になる方は、ぜひ読んでみてくださいね。

ユアマイスターでエアコンクリーニングのプロを決めるまで

エアコンクリーニングをユアマイスターで申し込むことを決めたら、次に気になるのが費用ですよね。
エアコンクリーニング業者さんの大まかな相場は以下の通り。

エアコンのタイプ 金額
通常タイプ
8,000円〜
12,000円
お掃除機能付き
13,000円〜
17,000円
天井埋め込み型
1方向
23,000円
〜27,000円
天井埋め込み型
2方向
25,000円〜
29,000円
天井埋め込み型
4方向
24,000円〜
28,000円

ところで、通常タイプとお掃除機能付きエアコンでは価格が異なりますが、外観だけでは判断しにくいです。
それでは、どのように見分ければよいのでしょうか。

通常タイプとお掃除機能付きエアコンの見分け方

通常タイプとお掃除機能付きエアコンは、外の見た目だけでは判断しにくいことがあります。
そこで、お掃除機能付きエアコンの違いを以下の表にまとめてみました。

通常タイプ お掃除機能付き
パネルを
開けた
とき
すぐに取り出しができる
フィルターがある
前部にお掃除ロボットと
ダストボックスが付いている
リモコン ”手動掃除”または ”フィルターおそうじ”の
ボタンが無い
”手動掃除”または ”フィルターおそうじ”の
ボタンが有る

通常タイプとお掃除機能付きのエアコンの見分けがつかない場合には、上記の表を参考にしてみてくださいね。

内部クリーンのボタンはお掃除機能付きとは関係ない
リモコンの”内部クリーン(洗浄)”のボタンは、お掃除機能付きエアコンとは異なる機能です。
このボタンが単体で付いている場合は、通常タイプの可能性が高いですよ。
私のエアコンも、通常タイプでした。
ということで、ユアマイスターでできるだけ安い8,000円台で依頼できる業者さんを探していきましょう。

業者さんを選びきれない場合はおまかせマイスターがおすすめ

エアコン業者さんを紹介するサイトでは、都道府県などのエリアを選択して自分に適した業者さんを検索できます。

しかしエリアで対応してくれる業者さんを見つけても、口コミや対応可能日時などを検索するのは、正直大変・・・。
このように感じていたとき、ユアマイスターのホームページで、おまかせマイスターというサービスを発見しました。


おまかせマイスターとは、依頼したい掃除箇所と希望の日程を選ぶだけでプロを紹介してもらえるユアマイスターが提供するサービスのこと。おまかせマイスターとは、依頼したい掃除箇所と希望の日程を選ぶだけでプロを紹介してもらえるユアマイスターが提供するサービスのこと。

おまかせマイスターの料金表は以下の通り。

お掃除機能付き 料金 料金相場
通常
タイプ
7,980円 8,000円〜
12,000円
6,980円 8,000円〜
12,000円
お掃除機能
付き
12,980円 13,000円〜
17,000円
11,980円 13,000円〜
17,000円

上の表から、おまかせマイスターは相場よりお得な価格と分かります。

しかし、「こんな低価格でちゃんとしたプロが来てくれるの?」と思いますよね。
おまかせマイスターで紹介されるプロは、10項目を超える審査項目を満たした業者さんのみがプロとして紹介されるしくみになっているとのこと。

参照:エアコン掃除業者さん比較のカジメモ | 【本社取材】おまかせマイスターは安いけど安心?審査やサポート体制など

これなら安心して申し込めますね。
ただし、おまかせマイスターの場合は支払い方法がクレジットカード決済またはPayPayオンライン決済のみという点に注意してください。


それでは続けて、おまかせマイスターを申し込んだようすをお伝えしていきます。

ユアマイスターでエアコンクリーニングに申し込む流れ

ユアマイスターに申し込む流れは以下の通りです。

ユアマイスター公式サイトから
[おまかせマイスター]を選択

[さっそく予約する!]ボタンを押す

依頼数、オプション、訪問日時
(第3希望まで)を選択

[お客様情報]を登録

申込内容を確認

予約受付完了

今回は通常のエアコンを1台、オプションなしで依頼することにしました。

ユアマイスターの利用が初めの場合は、[お客様情報]に入力するとすることで、同時に会員登録も行えます。
予約を受け付けると、以下のような画面が表示されます。

ユアマイスターで予約完了までに要した時間はたったの2分41秒
上記の画面が表示された後に、以下の手順でメッセージ一覧を見てみましょう。

公式サイトの[マイページ] → [予約の管理] → [メッセージ一覧]

すると、メッセージ一覧に次のようなメッセージが到着します。

ここで、思わぬ事態が発生しました。
私の場合、4月29日の夜11時ごろに申し込み、5月2日の訪問を希望しています。
しかし業者さんの選定には1週間かかる可能性があるとのこと。

果たして業者さんの選定は間に合うのでしょうか。

約10時間でエアコンクリーニングの業者さんが確定

「業者さんの選定に1週間かかると希望日に間に合わないのではないか」という心配は、一晩で解消しました。
というのも、翌日の9:00には業者さんが確定したからです。

業者さんが確定するまでに要した時間は約10時間。
夜遅くの申込でしたが、スピーディーな対応に感動しました。

対応するプロが見つかったら業者さんとやりとり

対応するプロが確定したら、マイページの[予約の管理]のメッセージ機能にユアマイスターから連絡が届きます。
同じメッセージフォームから、続けてプロの連絡が到着します。
今回エアコンクリーニングを担当してくださったのは、町のお掃除屋さんQilEiE(キレイエ)さん。

メッセージでやりとりする内容は、おもに以下の3点。

  • 1.候補日の時間帯から訪問する日時を相談
  • 2.駐車スペースの確認
  • 3.オプションの案内

上記3点に問題がなければ予約確定です。
予約確定時にはとくにメールは届きませんが、[マイページ]→[予約の管理]から予約の詳細を確認できます

訪問前日に確認メールが届く

エアコンクリーニングのプロが訪問する予定日の前日になると、確認のメールが到着します。

これなら、訪問日時を忘れることもなさそうですね。
ちなみに、訪問予定のお知らせで届いたメールには、9時〜12時と記載されていますが、業者さんとのやりとりで具体的な時間を決められます。

さて、次に今回エアコンクリーニングをお願いしたエアコンの種類を紹介します。

エアコンクリーニングを依頼したエアコンの詳細

今回エアコンクリーニングを依頼したエアコンの機種は以下の通りです。

エアコンの機種
会社名:シャープ株式会社
形名:AC-22JFT
型:シャープセパレート型ルームエアコン 空冷式 冷暖・暖房兼用
製造年:2019年
標準使用期間:10年
電源:単相100V 50/60Hz
電動機の定格消費電力:900W
質量:10kg
製造国:中国

次に、エアコンの設置状況をお伝えしておきます。

エアコンの設置状況
設置場所:リビング角
自宅に住んでいる人数:2名(男性1名、女性1名)
ペット:なし
稼働時期:6月中旬〜10月初旬、11月末〜3月下旬

次に、エアコンクリーニング当日までに済ませておきたいことをお伝えします。

作業当日までに準備すること

作業当日までに、以下の4点を準備しておきましょう。

  • 1.駐車スペースを確保する
  • 2.作業スペースを確保する
  • 3.取り外した部品の洗浄場所を確保する
  • 4.エアコン付近のコンセントを確保する

それぞれ説明していきます。

駐車スペースを確保する

エアコンクリーニング業者の担当者が車を停める場所を、事前に確保しておきましょう。
コインパーキングなどに駐車をお願いする場合などの場合、基本的に駐車場代は申込者の負担ですので注意しましょう。

作業スペースを確保する

業者さんがエアコンクリーニングを行う際には、脚立を立てて作業を行います。
作業スペースとして、2m×2m程度のスペースを事前に確保しておきましょう。

もしもベッドや机などが重くて動かせず、作業スペースの確保が難しい場合には、事前に業者さんに相談すると良いですよ。

取り外した部品の洗浄場所を確保する

エアコンクリーニングの業者さんによっては、取り外した部品を浴室やベランダなど水道がある場所で洗うことがあります。
私の場合は、取り外した部品を浴室で洗ってもらいました。

上記のような場合に備えて、事前に洗浄場所を確保し、業者さんが洗いやすいようにスペースを確保しておきましょう。

エアコン付近のコンセントを確保する

エアコンからできるだけ近いコンセントを1つ以上確保しておいてください。
エアコンクリーニングの業者さんによっては、高圧洗浄機を利用する際にコンセントが必要な場合があります。
コンセントの位置が遠い場合には、延長コードが必要か、業者さんと事前にやりとりをしておくと、業者さんも助かるはずです。


それではいよいよ、作業当日の流れを説明しましょう。

作業日当日の流れ

作業当日の流れは以下の通りです。

時間 作業
9:02町のお掃除屋さんQilEiE(キレイエ)の担当者から着信
9:44町のお掃除屋さんQilEiE(キレイエ)の担当者2名が到着、機材運搬作業
9:50作業説明と同意書の記入
10:03分解・養生
10:13洗剤を塗布
10:17高圧洗浄機で洗浄・拭き上げ
10:22取り付け
10:35片付け開始
10:44説明と同意書の記入
10:50全工程完了

担当者の訪問から全工程が完了するまでにかかった時間は66分でした。
それでは作業当日の流れを詳しく見ていきましょう。

エアコンクリーニング担当者から着信
エアコンクリーニングの担当者から、到着予定の事前に電話がかかってきます。 電話で話した内容は以下の3点です。
1.到着時間が9:45になる
2.エアコン付近の作業スペース確保のお願い
3.駐車スペースの相談
とくに作業スペースには機材を多く運ぶため、エアコン付近のものをできる限り移動し、2m×2m程度の作業スペースを確保しておくと良いですよ。
エアコンクリーニング業者さんが到着
事前に連絡があった時刻通りに、今回エアコンクリーニングをする町のお掃除屋さんQilEiE(キレイエ)の担当者さんが2名到着しました。

今回担当くださったのは、おふたりとも女性の方。
笑顔の挨拶がとても気持ちよかったです。
また、担当者さんが自宅に入る際には靴下のままではなく、作業スリッパを装着。
こういう小さな気遣いが嬉しいですよね!
さらに今回は、作業する部屋に空間除菌装置を導入。
新型コロナウイルス感染症の対策もバッチリです。
続けて、エアコンクリーニングの説明に移ります。
エアコンクリーニングの説明
エアコンクリーニングの作業が開始される前に、担当者の方から”ハウスクリーニング作業現場確認書”という書類を受け取り、書類内容の説明を受けます。
書類の内容を確認して、問題なければチェックとサインをしましょう。
サインが終わったら、いよいよ作業開始です。
分解
まずはエアコンの分解作業が始まります。
あっという間にエアコンが分解されていきます。
エアコンの分解にかかった時間はたったの13分。

この作業で取れたパネルやネットなどのパーツを、もう1名の担当者が浴室で洗ってくれます。
先にも述べたように、エアコンの部品を洗うスペースがないほど浴室に物を置いている場合には、エアコンクリーニングの担当者が到着する前に片づけておきましょう。
エアコンの部品を洗ったあとの浴室がピカピカになっていて、細かな気遣いを感じました。
養生
次にエアコンのまわりの家具や床が汚れないように、ビニールの養生(ようじょう)が行われます。
養生にかかった時間は10分。
手際よく作業が進んでいきます。
専用の洗剤を塗布
エアコンにたまったホコリを拭いたあと、熱交換機のアルミフィンや吹き出し口の部分などに、満べんなく洗剤が塗布されます。
洗浄にかかった時間は4分。 洗剤を塗布する際には、特に大きな音は出ません。
高圧洗浄機で洗浄
さきほどの洗剤を、高圧洗浄機で勢いよく洗い流します。
この高圧洗浄機を使う際に、大きな響く音がします。

私の場合、大きな音が出るのは4分間でした。
マンションやアパートなどにお住まいの方は、エアコンクリーニングの前日までに、隣の部屋の方に「5分程度大きな音が出ると思います」とお伝えしておくといいかもしれません。
このときの汚水は、養生のビニールを伝ってバケツに排出されます。
そのバケツにたまった汚水がこちら!
こんなに汚れがたまっていたなんて・・・恐ろしいです。
写真では分かりづらいですが、茶色い汚れが少し混ざっていました。

担当者さんの説明によると、茶色い汚れは油汚れとのこと。
確かにこの部屋でたこ焼きを作ったことがあったので、そのときの汚れがエアコンに付着したのかもしれません。
組み立てて乾燥
エアコンの汚れが落ちてきれいになったところで、分解したパーツを組み立てながら、タオルで拭き上げます。
溝に溜まったホコリも、歯ブラシで隅々まで取り除いてもらいました。
さらに吹き出し口に水滴がたまっていないか、ライトで照射しながら拭き上げてくださったのもありがたかったです。
その後、洗い終わってきれいに拭いたフィルターやパネルを組み立てていきます。
片付け開始
パネルが組み立て終わったら、養生していたビニールをはがしたり、荷物を玄関先に移動したりします。
片付けにかかった時間はおよそ22分。
その間、水分を飛ばすためにエアコンで送風運転をします。
同意書の記入と説明を受けて作業完了
エアコン掃除完了後、試運転をしてトラブルが起きていないことを確認し、先ほどの同意書にサイン。
水分を飛ばすために、1時間ほど除湿で送風するよう説明を受けます。
その場で掃除完了の報告メールを送ってもらい、すべての作業が完了です。
ユアマイスターでは次回も同じプロに依頼すると500円OFFになる
ユアマイスターでは、次回も同じプロに依頼すると500円オフになるクーポンがもらえます。
有効期限が1年間なのも、ありがたいですよね。
町のお掃除屋さんQilEiE(キレイエ)さんはとても親切でしたので、私もぜひ利用期間中にリピートしたいと思います。

作業前後の写真

さて、ここまでエアコンクリーニングの作業の流れを確認してきましたが、一体どれほどの変化があったのか、見ていきましょう。
エアコンクリーニング作業前の吹き出し口の写真がこちら。

外からは全く分かりませんでしたが、エアコンの中はカビとホコリの巣窟と化していました。
このカビとホコリを通った空気の下で毎日生活していたのかと思うと、ぞっとしますよね。
一方、エアコンクリーニング作業後の写真をご覧ください!

見間違えるほどピカピカになりましたよね。
作業前の吹き出し口の状態では、そもそも部品が青色だったことすら分かりませんでした。
さらに、エアコンのパネルとネットを外した状態の写真は以下の通り。

ホコリがたまっていて、お世辞にも綺麗とは言えませんね。
作業後の写真がこちら。

端々に溜まっていた汚れが綺麗になっていることが分かります。
エアコンクリーニングが終わり、エアコンがきれいになったことが実感できると気持ちがいいですね。

次に、町のお掃除屋さんQilEiE(キレイエ)の担当者の方から伺ったエアコンのメンテナンス方法をお伝えします。

エアコンクリーニング後にキレイを維持するポイント

エアコンが綺麗な状態を維持するためには、以下の2点のメンテナンスを行うと効果的ですよ。

  • 2週間に1回はフィルターを掃除する
  • 定期的な換気を行う

それぞれ説明していきます。

2週間に1回はフィルターを掃除する

エアコンクリーニングの業者さんのように、自力で外装をはがすことはできませんが、フィルターなら簡単に取り外せます。
フィルターの汚れがそのままエアコン内部の汚れに繋がっていきますので、できれば2週間に1回はフィルター清掃を行いましょう。

定期的な換気を行う

定期的に部屋全体の換気を行うことで、ホコリが溜まるだけでなく、汚れとともにカビが生えやすい状態となってしまいます。
1日数分でいいので、ぜひ換気をして、空気の入れ替えをしてみてください。

まとめ

実際にユアマイスターのおまかせマイスターでエアコンクリーニングを体験してみて、すぐにエアコンの効き目が改善しているように感じました。
やはりピカピカなエアコンが部屋にあると、気分が良いです。

何より、今回担当してくださった町のお掃除屋さんQilEiE(キレイエ)のスタッフの方も終始笑顔で親切・丁寧に接してくださったため、とても気分がよかったです。 私がエアコンクリーニングを体験して要した時間は以下の通りです。

申込完了までに要した時間・・・2分41秒
プロが見つかるまでにかかった時間・・・10時間
プロの方の訪問から全工程完了まで・・・66分

町のお掃除屋さんQilEiE(キレイエ)の担当者さんのお話によると、最低でも1〜2年に1回はエアコンクリーニングを依頼すると良いそうです。
さらに2020年以降、ステイホームで在宅期間が延びた影響もあり、エアコンクリーニングの需要は増えているとのこと。

在宅期間中にエアコンの匂いでストレスを感じている方は、ぜひエアコンクリーニングを利用してみてくださいね。
エアコンクリーニングを依頼した後は、口コミも忘れずに記載しましょう。